1.特色ある取組の概要

西ノ島町内でニホンミツバチの飼育・普及活動を行っている安達和良さん(地域講師)を訪ね、飼育・採蜜に取り組む思いやその仕事内容などについてお話を聞くとともに体験活動を行った。さらには、体験活動や調査内容をまとめ、リーフレットの作成、地域公開参観日においてのステ ージ発表、作文(へき地灯台、あらなみへの寄稿)を行った。

2.各校のふるさと教育のねらいを達成するための授業(活動)のポイント(工夫) 

○公民館との連携
公民館スタッフへ自然と食に関わる人材とのコーディネートを依頼した。
○ 安達さんへの取材、学習の打ち合わせ・振り返り。
担任、公民館スタッフ、安達さんと授業の打ち合わせ・振り返りを行う。安達さんがニホンミツバチを飼育することの思いの共有や子どもに興味を持たせるための活動を検討した。
○ 体験と学びの循環
全3回の体験活動(みつばち探し、採蜜、みつろうワックス作り)を行った。体験の前後に、体験から分かったことをまとめたり、疑問を地域講師に尋ねたりした。さらには、セイヨウミツバチとの比較を行った。
○ 発表活動の確保

3.児童・生徒に見られた変容(どのような力が身についたか等)

・ 必要となる情報を質問したり、さらに資料を探したりと、学習を深めたりよりよい発表となったりするように児童が進んで学習に取り組んだ。
・ ニホンミツバチとセイヨウミツバチの生息を比較することで、西ノ島町に恵まれた自然があることに気付き、西ノ島町への愛着を深めた。
・ 安達さんの話を聞き、ふるさとに貢献する人々に対する誇りや畏敬の念を深めた。さらには、西ノ島のために尽力しておられる他の人についても調べてみたいなど学習意欲が高まった。
・ リーフレット作成や作文活動を通して、表現力の育成にもつながった。

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テーマ
ふるさと教育
学校区分
小学校
教科
総合的な学習の時間
関連する教科
 
学年
小学4年
関連する学年
 
学校名
西ノ島町立西ノ島小学校