干し柿を作ろう
地域の特産物の一つである、干し柿について調べたり干し柿づくりを体験したりし、友達と協力してまとめたり発表したりして、地域の良さを見つけ伝えていこうとする気持ちをもつ。
1 特色ある取組の概要
・干し柿について事前学習、見学の計画を立てる。
・11月2日(月)干し柿農家見学(上意東畑地区)を行う。
・11月12日(木)、13日(金)から干し柿づくりを行う。
・2学期に学習のまとめとして、干し柿作りについて新聞にまとめた。
2 各校のふるさと教育のねらいを達成するための授業(活動)のポイント(工夫)
(1)干し柿農家への見学
地域の干し柿農家の方に、実際に干し柿作りの様子や、柿小屋などを見学させていただいたり、畑地区の干し柿の歴史などのお話を聞かせていただいたりすることができた。渋柿を食べる体験をすることにより、渋い柿が自然の力で甘くおいしい柿になることに驚きをもって調べることができた。干し柿という地域の特産品について、学習が深められただけでなく、それに携わる人との関わりや努力・工夫を感じることができた。
(2)干し柿づくり体験
また、干し柿作りを実際に体験し、友達と協力して、干し柿作りに挑戦する活動を設定した。柿の皮むきやひもへの付け方など、干し柿作りの大変さを知ることができた。干した柿は実際に1ヶ月後に収穫し、それぞれが持ち帰り家族と一緒に味わうことができた。
(3)学習の成果の発表
2学期には、干し柿について見学・体験したことや調べたことを新聞にまとめた。
3 児童・生徒に見られた変容(どのような力が身についたか等)
自分から興味をもって調べたり、インタビューしたりする姿が見られた。見学後の感想には、「自分たちの住んでいるところにこんなに有名なものがあるなんてすごい」という文章が多く見られた。干し柿の学習を通して、地域のものや人への愛着が育ってきていると考える。
資料のダウンロード
- テーマ
- ふるさと教育
- 学校区分
- 小学校
- 教科
- 総合的な学習の時間
- 関連する教科
- 学年
- 小学3年
- 関連する学年
- 学校名
- 松江市立出雲郷小学校