1.特色ある取組の概要

■小学校5・6年生が、豊川地域の方に元気を届けたり、自分たちの考えを提案したりして、魅力を再発見していく。
《取組の流れ》
(1) 告知放送ジャック計画
(夏休み…「すたでぃスペースとよかわ」)
(2) ユタラボとの「対話」の時間 (合計3回)
・子ども達との対話を通し、まちづくり計画をブラッシュアップ
(3) 「豊川のまちづくりを計画しよう!」
・豊川安心安全まちづくりプランを作成
(4)中世益田発祥の地「豊川」を感じる
・自分たちの願いを実現し、地域の人に魅力を届けたり、一緒に魅力を再発見したりする。

2.各校のふるさと教育のねらいを達成するための授業(活動)のポイント(工夫)

■多様な「ひと・こと」の巻き込み…コロナ禍で学校が休校の際には、告知放送を使って地域の大人に元気な声を届け、繋がりを意識した。学校が再開してからは、ユタラボや地域の方(河野議員や公民館長、主事さん…)にまちづくりプランを提案し、実際に関わりながら活動し始める。その中で、児童がそれぞれ「ひと・こと」を絡めながら、探究的に学習し、様々な活動の中で大人達と一緒になって願いを実現していった。

■公民館活動との連携協働…夏休みの「すたでぃスペースとよかわ」では、公民館やユタラボ、他公民館と連携しながら、川遊びやハンドメイド教室、オンラインで水
引き教室などを実施した。子ども達のまちづくりプランにある内容もいくつか実現していき、子ども達の自己有用感や達成感を感じることができた。

3.児童・生徒に見られた変容(どのような力が身についたか等)

■「ひと・もの・こと」との出会いによって変化した点を中心に
○ひと…様々な活動の中で、地域の大人、公民館、保育園、ユタラボ、社会教育コーディネーター等多くの大人が関わり合った。また、コロナ過の休校中の間は、校内のオンラインで友達同士で繋がる活動に始まり、他校の児童とオンラインで関わる活動も多く取り入れ、人とつながる大切さを感じ取れた。

○もの…豊川のお茶&クッキー、水引き、とよかわゴン、とよかわの家、伝統芸能(太鼓)、歴史遺産…等、さまざまな魅力あるものを実際の体感し、その魅力を再確認した。

○こと…「中世益田発祥の地【豊川】を感じる」のイベントを「とよかわの家」で行った際には沢山の地域の方が来られ、多くの笑顔が見られた。子ども達のいきいきとした発表や活動の様子は大人と一緒になって盛り上げたいという思いが伝わってくるものであった。

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テーマ
ふるさと教育
学校区分
小学校
教科
総合的な学習の時間
関連する教科
 
学年
小学6年
関連する学年
 
学校名
益田市立豊川小学校
所管部門
益田教育事務所