稗原の神楽を受けつごう
地域の方から神楽の歴史を学んだり神楽の体験をしたりする活動を通して、ふるさとのすばらしさを知り、ふるさとを大切にしようとする気持ちを育てる。
1. 取組の概要
- 伝統文化である稗原の神楽について神楽保存会の方からお話を聞いた。
- 神楽保存会の方々の指導のもと、神楽の道具作り(幣串・しめ縄)を体験した。
- 神楽(「四方剣」「八乙女」の舞、奏楽)を教えていただき、練習した。
- 学習発表会で、神楽について学んだことを発表したり、神楽保存会の方に支えていただきながら神楽を舞ったりした。
- 神楽保存会の方々へお礼の会を計画し、実施した。
2. ふるさと教育の視点にせまるための授業づくりのポイント(工夫)
- 神楽保存会の方々に直接指導を受けることで、地域の方とのつながりを深めたり、稗原に受け継がれてきた神楽のすばらしさを肌で感じたりさせる。
- 神楽について学んだことや神楽練習の成果を学習発表会で発表させ、たくさんの人にふるさとのすばらしさを伝えさせる。そして、全校の子ども達のふるさとへの愛着や誇りがさらに高まるようにする。
- お礼の会を計画し、ゆっくりと話したり、児童の手作りお菓子を食べたりし、地域のみなさんと心をつなぐ。心をこめて、カレンダーを作り、使っていただく。
3. 児童・生徒に見られた変容
- 伝統を受け継いできた神楽保存会の方の話を聞くことで、神楽の歴史や道具などについて知ったり、神楽を伝えていくことのすばらしさに気づいたりすることができた。
- 神楽保存会の方との道具作りや神楽練習を通して、積極的にコミュニケーションをとろうとする姿が見られた。
- 練習に真面目に取り組むことができた。神楽を発表したことで達成感をもち、自分たちのよさに気付くことができた。また、ふるさとへの愛着や誇りをさらに高めることがで
きた。 - 地域の皆さんととても仲良くなり、笑顔で話し、さらに心をつなぐことができた。
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- テーマ
- ふるさと教育
- 学校区分
- 小学校
- 教科
- 総合的な学習の時間
- 関連する教科
- 学年
- 小学3年
- 関連する学年
- 学校名
- 出雲市立稗原小学校
- 所管部門
- 出雲教育事務所