1.取組の概要

  1. 水に関する安全学習と、調査内容の決定。
  2. 地域の川に出かけて行き、生物・水質調査を実施。
  3. 宍道湖のしじみが持つ浄化能力の観察。
  4. 宍道湖端に落ちているゴミの調査。
  5. 野鳥観察とラムサール条約について知る。
  6. 調査で分かったことをまとめ、学校内に伝える。

2.ふるさと教育の視点にせまるための授業づくりのポイント(工夫)

  1. 学校近くの川、宍道湖、グリーンパークなど、ふるさとにある「もの・こと」と直接触れ合い、実感をもって 捉えられるようにし、地域の実態や課題とともに、自分にできるこ
    とを考え、愛着を養う。
  2. 地域の川や宍道湖にいる生き物やその周りの様子(ゴミや植物)について、五感を通して観察することで、人と自然との関わりの深さを考えるとともに、自分たちに課せられて
    いる課題も考える場にする。
  3. 自分たちの見つけた「ふるさとのよさ」に加えて、「ふるさとの課題・改善策」を考察し、発信することで、ふるさとへの責任をも高めることができるようにする。

3.児童・生徒に見られた変容

  1. 1)この学習以外の場でも積極的に自然環境を考えようとする姿が見られるようになった。
  2. 他の学習においても、「直接触れてみよう」とか、五感を使って観察しようとするなどの学習態度の変容が見られた。
  3. あるがままの実態観察にとどまるだけでなく、課題や改善策についても考察しようとする態度が芽生えた。
資料のダウンロード
テーマ
ふるさと教育
学校区分
小学校
教科
総合的な学習の時間
関連する教科
 
学年
小学5年
関連する学年
 
学校名
出雲市立東小学校
所管部門
出雲教育事務所