和太鼓に親しもう
出雲で和太鼓の演奏や普及に取り組んでおられる方と関わることで、地域のために力をつくしている人の生き方に触れる。
1.取組の概要
- 和太鼓の演奏の方法について学ぶ。
- 山根浩先生に助言・指導してもらいながら、1つの曲を演奏できるように、繰り返し練習に取り組む。
- 練習した成果を校内で発表し、和太鼓のよさを演奏を通して伝えていく。
- 和太鼓の指導をしていただいた山根浩先生に感謝の気持ちを手紙で伝える。
2.ふるさと教育の視点にせまるための授業づくりのポイント(工夫)
- 和太鼓の演奏に課題を持って取り組ませる。
特別支援学級の児童は、毎年和太鼓の演奏に取り組んでいる。昨年の曲をそのまま演奏するのではなく、学年に合わせてリズムやパフォーマンスを変えているので、児童一人一人が自分の目標や課題を持って活動に取り組むことができるようにしている。 - 練習した成果を校内で発表する。
今年度は新型コロナウイルス感染症のため、校内の友だちに向けての発表はできなかった。しかし自分たちが練習したことを保護者の方に向けて発表することで、肯定的な評価を得られるようにし、さらにふるさとへの愛着や誇りを高められるようにした。 - 感謝の手紙を書く。
毎年和太鼓を教えてくださっている山根先生に感謝の手紙を書くことで、地域の人との関わりが更に深まるようにしている。
3.児童・生徒に見られた変容
- 和太鼓の練習に真剣に取り組んでいくことを通して、山根浩先生とコミュニケーションを取ろうとする姿が見られた。
- 自分なりの目標をもって取り組むことで、児童が毎日の練習にも意欲的に参加することができた。
- 神戸川太鼓について家庭でも話題に上がり、和太鼓の練習を楽しみに子どもが学校に通っているという保護者からの声があった。
- 5年生の児童が6年生の演奏を見て、「来年は自分たちががんばる」と最高学年になる意識をもつようになった。
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- ふるさと教育
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- 出雲市立今市小学校
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- 出雲教育事務所