働くことについて考える3日間

1．特色ある取組の概要

これまでの職場体験学習が実施できなかったため、邑南町商工会青年部の方や地域の方にご協力をいただき多くの職種の方から講話をしていただいた。また、農業体験では、地域在住の戸津川さん夫妻に来ていただき、職業・農業に対する思いを聞いたり、にんにくを植える前の準備作業や、トマト栽培終了後の整地作業の手伝いをした。３日間の活動を通して、働くことの意義についてしっかり考えることができた。

2．各校のふるさと教育のねらいを達成するための授業（活動）のポイント（工夫）

３日間の活動を通して、働くということに対する興味・関心を高め、働くことの楽しさと厳しさを学ぶとともに、働くことの意義を考えるため、邑南町商工会青年部の協力をいただき職業講話として1０名の方からそれぞれ邑南町で働くことについて講話をしていただいた。
また、農業体験や、地域清掃活動を通してこれまで育ってきたふるさと瑞穂、邑南町のよさを再確認したり、地域への感謝の気持ちを持ったりする機会と位置付けて活動を行った。

3．児童・生徒に見られた変容（どのような力が身についたか等）

・ 講師の方からは、邑南町（故郷）への思いなどをそれぞれの言葉で話していただき、生徒は地元でも様々な職業があることを実感できた。
・ 将来的に邑南町で働くことを考える生徒がみられた。
・ 高校受験等の進路選択に向けて、生徒一人ひとりの意識がより強くなった。
・ 講話に合わせて、各自が他者に感想や自分の考えを伝える活動を通して、自分の思いを伝える力や、コミュニケーションスキルの向上につながった。