大豆プロジェクト
地域の方と直接かかわる楽しさを感じながら、ふるさとの生活は環境と結び付けて営まれていること、人々の工夫や努力により守られながら変化していることを知る。
1.特色ある取組の概要
・学校の畑で野菜を育てる計画を立て、大豆を育て、観察する。
・大豆について調べ、様々な利用方法があることを知る。
・地域に豆腐を作っておられる方があることから豆腐作りに挑戦する。
・豆腐を作っておられる方の思いや工夫について話を聞く。
2.各校のふるさと教育のねらいを達成するための授業(活動)のポイント(工夫)
・地域の方とかかわる活動を大切にするため、指導者も一緒に学ぶ姿勢でわからないことは自分たちで調べたり、地域の方に聞いたりする。
・理科の学習と関連付け、自然環境や育てる工夫について調べる。
・観察記録をとり、疑問を解決しようとする意欲を高める声掛けをする。
・JAの方や豆腐作りをしておられる方に聞く活動ができるようにする。
・大豆の食べ方に関心を持つことで、学習意欲の継続と学習の広がりを作る。
3.児童・生徒に見られた変容(どのような力が身についたか等)
・食べるために植物を育てることを通して、大切に育てる意識が高まるとともに、より多くの収穫をするための工夫や努力について考えることができた。(ワークシート)
・大豆畑がサルの被害にあった時、どうすれば獣害から守れるかを身近な人に聞いたり、調べたりすることができ、課題を自分たちで解決しようとする力が身についた。(行動観察)
・食べ方を図書館で調べる活動を通して、様々な工夫によっていろいろな食べ方があることに気づいた。(ワークシート)
・実際に豆腐を作る活動を体験し、豆腐が出来上がるまでに時間がかかることや様々な工夫があることを知り、食べ物の大切さについて感じることができた。(お礼の手紙)
・お礼の手紙を書いたり、学習のまとめをする活動を通して、地域の人とかかわる楽しさや専門家に聞くという調べ方のよさを感じることができた。(まとめの感想)
- テーマ
- ふるさと教育
- 学校区分
- 小学校
- 教科
- 総合的な学習の時間
- 関連する教科
- 学年
- 小学4年
- 関連する学年
- 学校名
- 邑南町立阿須那小学校
- 所管部門
- 浜田教育事務所