1.特色ある取組の概要

全30時間で設定。生徒は希望により「ふるさとコース」「神楽コース」に分かれ、体験を重視した活動の時間と探究的な学習を行う時間を組み合わせて、ふるさとについて学び考える時間をもつ。その際は地域資源を活用して、地域と直接かかわることを重視する。学習の成果は12月に発表会を実施し、生徒相互・保護者・地域に向けて発信した。

<主な活動>
(1)ふるさと体験
ふるさとコース・・・講話/話し合い活動/地域見学/調理活動
神楽コース ・・・神楽練習

(2)探究的な学習
全校テーマ→各学年テーマ→個人テーマ(個人タイトル)と設定し、生徒は個人テーマについて追究した。

(3)発表会

(4)その他
ガイダンス、テーマ設定ワークショップ、振り返り、スキル学習など

2.各校のふるさと教育のねらいを達成するための授業(活動)のポイント(工夫)

美郷町地域学校支援コーディネーターとの連携により、地域資源の掘り起こしと情報提供、地域に出かけて学習をする際の打ち合わせ、生徒の活動への支援などの十分な支援体制を整えた。そのため、生徒が実際に地域に出かけて見学したり地域の方にインタビューしたりするなどの機会が多数実現できている。

3.児童・生徒に見られた変容(どのような力が身についたか等)

普段の言動から、生徒はこの学習を通して地域への感謝の思いを深めるとともに地域の新しい魅力を知り、地域の変化に多少の期待感をもっている様子が伝わってくる。また、下に示した振り返りの結果から、地域の一員として自分にできることを考え、実践しようとする意欲を高めていることが分かる。

<振り返りアンケート(2020.12月実施)より> *生徒が各項目5点満点で評価した平均値
Q:自分自身がふるさとのファンになったか 4.50
Q:もっと地域のことを知りたいか 4.60
Q:地域の方ともっと話や一緒に活動したいか 4.57
Q:今後も、地域のためにできそうなことを調べたり考えたりしたいか 4.40
Q:中学生でも地域のためにできることがあると思うか 4.74

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テーマ
ふるさと教育
学校区分
中学校
教科
総合的な学習の時間
関連する教科
 
学年
中学3年
関連する学年
 
学校名
美郷町立大和中学校