ふるさと「広瀬」を体験しよう
〔活用した教育資源〕月山富田城、歴史資料館、歴史資料館館長、ボランティアガイドの方
ねらい
・ふるさとの史跡を訪れ、歴史や地域との関わりを知り、ふるさとについての関心を深める。
・事前学習や月山登山を通して知り得たことをクイズラリーの問題にする活動を通して、地域に貢献しようとする意欲をもつ。
1 取組の概要
事前学習で、NHKの教養番組「英雄たちの選択」を視聴し、月山富田城やそれに関わる歴史的人物について学習する。また、安来市立歴史資料館館長をお招きして話を聞いたり、文献やインターネットを使ったりして情報収集を行う。3班に分かれガイドさんの説明を聞きながら月山を登山し、事後学習でクイズラリーの問題を作成し、スライドにまとめる。出来上がった資料を歴史資料館に寄贈。
2 ふるさとの「ひと・もの・こと」をどのような力を付けるために、どのような意図をもって活用したか。
(ふるさとへの愛着や誇り、貢献意欲の視点から)
本単元のまとめ・表現の活動をクイズラリーの問題作成とし、自ら学んだことを形にして地域に還元することで、地域に貢献しようとする意欲をもたせることができるのではないかと考えた。そのために、完成したクイズラリーの資料を歴史資料館に送ることを前もって生徒に伝え、意欲的に学習に取り組めるように働きかけた。また、歴史資料館館長やボランティアガイドの方に、クイズラリーを作成することを事前に伝え、共通理解を図り、問題作成のヒントとなるような話をしてもらいながら事前学習や登山を行った。
(学力育成の視点から)
事前学習において情報を収集し(情報収集)、それらをもとにどんなクイズにすべきか前もって案を作成させ(課題設定)、月山登山という実体験を通して登山者の立場にたって考え(情報収集)、新たな情報や体験をもとにさらに再考し(整理・分析)、スライドにまとめる(まとめ・表現)という探究的な学習の過程を繰り返すことで、課題解決に必要な知識・技能の習得や、思考力・判断力・表現力の育成を図った。
3 児童・生徒に見られた変容(どのような力が身に付いたか等)
(ふるさとへの愛着や誇り、貢献意欲の視点から)
大人や子ども、観光客や地元の方など、問題を解く人をイメージしながら問題を作成し、登りながら答えを探せる問題や、頂上まで行かないと分からない問題、登山中には答えがなく月山について調べなければ答えられないような問題など、登山客を楽しませようという工夫が見られた。
(学力育成の視点から)
生徒は事前学習だけでなく体験活動においても、登山しながら問題に必要な写真を撮ったり、ガイドさんに質問したりと、自らが考えたクイズ案に必要な情報を集めていた。さらにそれらをスライドにまとめる際には、どんな選択肢にすれば回答者が頭を悩ますのかを考え、誤答を誘うような情報をさらに調べるなど、多くの生徒が課題解決のためにしっかりと思考しながらクイズを作成することができた。
4 課題や今後の展望
今年度は完成したクイズラリーの問題を歴史資料館に送ることが最終目標であったが、館長さんやガイドさんと生徒が何度もやり取りをし、地域の思いを取り入れながら作成することで、より現実的なクイズラリーができ、地域への還元という意味合いも強くなるのではないかと感じた。
- テーマ
- ふるさと教育
- 学校区分
- 中学校
- サブタイトル
- ~月山登山~
- 教科
- 総合的な学習の時間
- 関連する教科
- 国語
- 学年
- 中学1年
- 関連する学年
- 学校名
- 安来市立広瀬中学校
- 所管部門
- 松江教育事務所




