ねらい

・地域の方と協働して活動することで、ふるさとへの愛着や誇りを醸成する
・地域の人と人を繋ぐ機会を自分たちで創出することで、地域への貢献意欲を育む。

1 取組の概要

木部小学校の「総合的な学習の時間」と連携して「食と学びの子ども広場」(町主催の0歳児からのひとづくり事業の一環として推進している居場所づくりの取組)の企画及び実施に向けた取り組みを行う。
木部小学校出身の子どもたちが中学生・高校生になっても地域とつながり続けるきっかけとして食を通じたふれあいの場をつくること、地域の人同士が繋がり幸せを感じられる場をつくる(多世代がふれあい・言葉を交わし・つながる場をつくる)ことを目的に「ふれあい食堂inきべ・木部・KIBE」を開催することとした。地域の方に食材提供のお願いをしに訪問したり、収穫に行ったりし、準備の段階から地域と児童の繋がりを意図的につくり、開催当日に向け児童の地域に対する感謝の気持ちを醸成させていた。また、今年度はコロナウィルスの影響で2回の延期や密を避ける形での実施などと、例年とは違う状況で実施せざるを得ない状況にはなったが、児童ができる形を模索しながら工夫し実施することとなった。

2 ふるさとの「ひと・もの・こと」をどのような力を付けるために、どのような意図をもって活用したか。


(ふるさとへの愛着や誇り、貢献意欲の視点から)
・使用する食材はすべて地元の食材を使用することで、地域の豊かさについて理解を深めるようにした。
・食材の提供者を自分たちで探し、直接お願いすることで、自分たちが取り組んでいこうとするプロジェクトの想いを届けるとともに、地域の生産者の思いにも触れることができるようにした。
・地域の方々の目には見えない想いを担任が言語化し、児童に伝えることを繰り返し行うことで、自ら地域の方の想いを感じる力を付けさせるようにした。
(学力育成の視点から)
・「ひと・もの・こと」を児童の課題感に合わせたタイミングで出会わせることで、主体的に課題を解決しようとする意欲を高めさせた。

3 児童・生徒に見られた変容(どのような力が身に付いたか等)

(ふるさとへの愛着や誇り、貢献意欲の視点から)
・地域の方の想い(見えないもの)を言語化し確認しながら進めたことで、地域への愛情を高めている発言が多く見られた。
・地域の方からの声掛けや来場者の表情から、人のためにやっていることが、自分の喜びに感じる事ができ、地域への貢献意欲が高まった。
・地域の多様な人との関わりを通して、自分たちを応援してくれる人の存在を多く感じ、木部への愛着を深める事ができた。
(学力育成の視点から)
・地域の方に感謝の気持ちを伝えるためにはどのような方法が良いか、児童同士で話し合いより良い方法を見つけようとする姿が見られた。
・実施するための課題について児童が自ら考えることを通して、主体者的に課題を解決しようとする姿勢が見られた。
・木部地域の全ての人(会場に来れる人・来たくても来れない人)に自分たちの想いを伝えるためにどのようにすればよいか考え解決に取り組もうとする姿が見られた

4 課題や今後の展望

・この取組は3年間同じ担任で続けてきた取組である。そのため、今後、授業者が変わっても持続していけるように引継ぎを行っていかなければならない。その際に取組の形だけが引き継がれるのではなく、何のために取り組んでいるのかという「ねらい」をしっかりと引き継いでいく必要がある。
・町主催の事業の一環と連携している取組であるため、担当課と学校との役割分担を明確にし、より効果的な児童との関わり方を仕掛けていく。

 

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テーマ
ふるさと教育
学校区分
小学校
教科
総合的な学習の時間
関連する教科
 
学年
小学1年
関連する学年
 
学校名
津和野町立木部小学校
所管部門
益田教育事務所