わたしたちのふるさと奥出雲町の魅力を再発見
〔活用した教育資源〕・奥出雲町役場の方、公民館長・奥出雲町の事業所の方・横田高校魅力化コーディネーター
ねらい
奥出雲の魅力を再発見し、魅力と課題について考える。
・小学校校区のよさをまとめたり、奥出雲のパンフレットを作ったりすることで思考力、判断力、表現力を高める。
・テーマにそって奥出雲と松江を比較し、奥出雲の魅力、課題について考える。
・グループでの活動を行うことで、自主的に取り組む力やコミュニケーション力を高める。
1 取組の概要
・各小学校区のよさを他の小学校区出身の1年生に向けて各公民館へ発表し、奥出雲の知識を共有する。また、「食べ物」「ものづくり」「交通」「歴史」「温泉」のテーマについて調べ、実際に体験や見学を町内で行う。松江市についても同じテーマ別について体験・見学を行い、それをパンフレットにまとめる。
2 ふるさとの「ひと・もの・こと」をどのような力を付けるために、どのような意図をもって活用したか。
(ふるさとへの愛着や誇り、貢献意欲の視点から)
・ふるさとのよさを実際に感じ自分の言葉で表現するために、奥出雲で体験や見学の活動を行った。初めての場所での体験・見学もあり、生徒たちは奥出雲のよさを再発見した。
(学力育成の視点から)
・ふるさとのよさや課題を多面的にとらえるために、テーマに関する松江と奥出雲の共通点や相違点を比較した。そして、それをもとに読み手を意識したパンフレットを作製した。
3 児童・生徒に見られた変容(どのような力が身に付いたか等)
(ふるさとへの愛着や誇り、貢献意欲の視点から)
・小学校での体験もあり、さらに新しくふるさとの「ひと・こと・もの」に触れることで、ふるさとのよさを多面的に見ることができた。良いところを知ったからこそ、もっとこうしたらよいのではないかという思いももつことができた。
(学力育成の視点から)
・グループでの話し合い活動やパンフレット作りを通して思考力や表現力が高まった。また、他者と協力して1つの成果物を作ることで、コミュニケーション能力や他者受容感が高まった。
4 課題や今後の展望
・「ふるさと」のよさだけでなく、課題もあることを理解した上で、ふるさとに愛着をもつ子どもたちを育てていきたい。
しかし、校区内の小学校統廃合が決まっており、ふるさと教育の小・中学校の地域と連携した活動をコーディネートをする人材が必要である。
- テーマ
- ふるさと教育
- 学校区分
- 中学校
- 教科
- 総合的な学習の時間
- 関連する教科
- 学年
- 中学1年
- 関連する学年
- 学校名
- 奥出雲町立横田中学校
- 所管部門
- 出雲教育事務所