ふるさと再発見
地域のひと、もの、ことに関わる探究的な学習の過程において、地域の特徴やよさが人々の努力や工夫によって支えられていることに気付くとともに、よりよい地域になるために自分たちがこれからできることを考える。
1.取組の概要
- 松江班別自主研修において、自分たちの班でテーマ(課題)を設定し、奥出雲町と松江市を比較しながら調べる学習である。その際には図書館資料だけでなく、実際に現地に行ったり、地域の人にインタビューをしたりする活動も取り入れた。
- 夏期休業中に班員で分担しながら奥出雲町のひと・もの・ことを調べた。また、松江市の各施設へ事前アポをとり、班で行動計画を立てたうえで現地調査(インタビューや施設見学)を行った。
- 調べた奥出雲町と松江市のひと・もの・ことについて模造紙にまとめるとともに、学習を通じて考えた奥出雲町のために「自分たちができること」「提案したいこと」を発表した。
2.各校のふるさと教育のねらいを達成するための授業(活動)のポイント(工夫)
- 小学校区における様々なひと・もの・ことについて、1学期に生徒全員が学年全体に向け発表を行うことで、身の回りの地域に数多くの魅力的な資源があることに気付けるようにした。
- 取り組むテーマ(課題)は、1学期の学習をもとにラベルワーク等の思考ツールを活用しながら自ら設定した。また、奥出雲町と松江市を「比較」することにより、奥出雲町のよさや特徴を考えやすくした。
- ワークシートに自らの学習を記録しておくことで、調べて分かったことに対して次の問いを生み出すことを促し、探究的プロセスを強化できるようにした。
- 学習内容について、中間発表や最終発表の場面で地域の人からコメントや意見をもらう活動を通じて、探究的学習における新たな視点を獲得するとともに、地域の人に学習を支えていただいているという気持ちを持たせた。また、学習をまとめた模造紙については中央公民館に掲示していただき、広く地域の方へ学習内容や生徒の意見をしてもらうようにした。
3.児童・生徒に見られた変容
- 「自分たちにできること」として、「地域の行事に参加する」「地産地消になるよう家の人に買い物のときに頼む」「地域でコロナ対策をして安全を守っている人がいるから、自分もコロナ対策をする」「ボランティアで掃除をする」などの意見が出た。自分たちが調べたことや他の班の発表にあった地域の方の思いや地域を守るための行動を根拠としたものが多く、これまでの学びを根拠に自分の考えを広げていくことができていた。
- また、生徒の振り返りからは、他者や地域の人とのかかわりによって学習が深まったことを実感した様子がうかがえた。
【生徒の振り返り】
「授業の中で改めて知ったところやこれからの時代に生かしたいと思ったことがたくさんあったので、よい学びになったと思います。そして、地域の方々にたくさんアドバイスや協力をしてもらった結果だと思ったので、来年にもぜひ生かしたいです。」
資料のダウンロード
- テーマ
- ふるさと教育
- 学校区分
- 中学校
- サブタイトル
- 奥出雲町と松江の比較を通して
- 教科
- 総合的な学習の時間
- 関連する教科
- 学年
- 中学1年
- 関連する学年
- 学校名
- 奥出雲町立仁多中学校
- 所管部門
- 出雲教育事務所




