奥出雲和牛のヒミツ
牛農家の見学や子牛品評会への参加等を通して地域の農業の良さを知るとともに、守り続けているふるさとの人やものに感謝と誇りをもつことができる。
1.取組の概要
- 牛農家の体験学習や見学を通してふるさと「仁多牛」の良さを感じ取る。
- 牛農家の見学や子牛品評会に参加しながら学習を進めることで、生産者の仁多牛への思いや願いを考える。
- 学習で学んだことを新聞にまとめたり、この学習にかかわっていただいた地域の方へお礼の手紙を書いたりすることで感謝の気持ちを伝えた。
- 奥出雲和牛の良さや牛それぞれの特徴を捉え、水彩画で表現する。
2.各校のふるさと教育のねらいを達成するための授業(活動)のポイント(工夫)
※ふるさと教育のねらい(ふるさとへの愛着や誇りの醸成、地域に貢献しようとする意欲の喚起)にせまるための授業(活動)の工夫
- 地域講師との打ち合わせを行い、ねらいを達成するために、いつ、どのように「ひと・もの・こと」と出会う場を設定するか吟味した。また、子ども達の興味や関心が何にあるのかを、地域講師に細かく伝えた。
- 牛農家の方のお宅に伺い、実際に牛の世話をさせていただいたり、良い牛の見分け方を教わったりした。そして、教えていただいたことをもとに、「お気に入りの牛」を一頭決め、写生した。牛や牛農家の方への具体的なイメージを抱くとともに、牛への愛着を醸成することに繋げた。
- 子牛品評会(共進会)で実際に子牛を審査し、牛農家の方を表彰した。
- 学習を通して学んだことを新聞にまとめたり、地域の方へ感謝の気持ちを手紙で伝えたりした。
3.児童・生徒に見られた変容
- 牛農家の方の牛に対する思いや熱心な姿にふれ、町外の人へ奥出雲和牛の良さを伝えたいという意識が高まった。
- 阿井地区は、仁多牛を育てるための良い環境が整っていることに気付くことができた。
- 奥出雲和牛に対する理解が深まり、地域に対する愛着や誇りを醸成することにつながった。
資料のダウンロード
- テーマ
- ふるさと教育
- 学校区分
- 小学校
- 教科
- 総合的な学習の時間
- 関連する教科
- 学年
- 小学4年
- 関連する学年
- 学校名
- 奥出雲町立阿井小学校
- 所管部門
- 出雲教育事務所