小・中学校新学習指導要領の全面実施が近づき,各小・中学校においては,校長先生のリーダーシップのもと,全教職員が力を合わせ,全体計画,年間指導計画の作成・見直し等,体制の整備に余念がないことと思います。

島根県教育委員会では,新学習指導要領の趣旨や内容等の周知を図るため,「小学校・中学校 教育課程改訂と移行措置のポイント」を配付し,平成20年12月,平成21年7月・8月と新教育課程説明会を実施しました。また,平成21年3月には,島根県教育課程審議会の答申やその答申をもとに作成した「島根の教育で大切にしたいこと」(リーフレット)を配付したところです。

特に「島根の教育で大切にしたいこと」では基本的な考え方として,

①子ども一人一人の感性を基盤とした確かな学力(知)・豊かな心(徳)・健やかな体(体)をバランスよく育む。

②島根の豊かな自然や歴史,文化,教育熱心な人々など恵まれた教育資源を生かす。

③教育活動の全体計画に沿った多面的・総合的な指導と,教科等の特質に応じた重点的な指導の両面から指導を工夫する。

の3点を示したところです。各学校の教育課程編成・実施に当たっても,この考えを基盤として進めていただきたいと思います。

この度の改訂では,言語活動を充実させ,習得した基礎的・基本的な知識及び技能を活用して,思考力,判断力,表現力等をはぐくむことが強調されています。しかし,実際の教育課程の編成に当たっては,「言語活動を充実する」とは授業をどう変えることなのか,どのように環境を整えればよいのか等,細かな点で確認が必要になることも多いかと思います。こうしたことから,学校の疑問に答えるQ&Aの形で「小学校・中学校 教育課程の編成・実施の手引」を作成しました。

今回,この手引きを発行するにあたり,次のような点を工夫しています。

○答(A)の要点を「ポイント」として箇条書きで示し,その後に「ポイント」についての説明を加えたこと。

○一つ一つの答(A)にできるだけ例を載せ,内容を具体的にイメージできるようにしたこと。

○平素から質問の多い「授業日数及び授業時数」についての内容を,一つの章にまとめたこと。

内容については,学習指導要領を踏まえるとともに,「学校図書館教育の充実」「ふるさと教育の充実」「複式学級を有する学校での教育課程の編成」等,島根県の重点施策及び実態にかかわる内容も含め,編集しています。

各小・中学校においては,この手引を有効に活用していただき,児童生徒,学校及び地域の実態に合わせ創意工夫した特色ある教育課程の編成・実施が行われることを期待しています。

平成22年3月

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テーマ
教育課程
学校区分
小学校・中学校
資料作成時期
平成22年3月
所管部門
教育指導課