はじめに

いよいよ平成23年4月から新しい小学校学習指導要領が全面実施になります。各小学校では,平成21,22年度の2年間の移行期間において,新しい学習指導要領の趣旨等の理解を図り,円滑な実施のための準備を進めていただくとともに,一部については,先行して実施していただいているところです。

平成20年3月に告示された新しい学習指導要領において,指導計画作成等に当たって配慮すべき事項の一つとして,「言語活動の充実」があります。平成18年度から実施している島根県学力調査及び平成19年度から実施している全国学力・学習状況調査において,島根県の児童は「思考力・判断力・表現力」に課題があることが浮き彫りになっています。

この課題を解決するためには,日頃から「言語活動の充実」を踏まえた授業を展開する必要があります。本ハンドブックは,「言語活動の充実」を図る授業の在り方を中心に作成しました。

また一方,平成22年5月に文部科学省から示された新しい学習指導要領の各教科等の評価の観点に基づき,評価規準の設定を適切に行い,学習評価を効果的に活用した授業改善,授業づくりを進めることが必要です。

評価のために評価を行うのではなく,学習指導要領で示された目標及び設置者や各学校が設定する評価規準に照らして,その実現の状況を適切に把握し,学習指導の改善を図っていただきたいと思います。

本ハンドブックは,「言語活動の充実」及び「学習評価」について基礎的な理解を深めるとともに,各教科等の指導及び学習評価の在り方の理論と実践について参考となる内容を掲載しています。

各教科等の指導案例には,「指導のポイント」及び「評価のポイント」を具体的に示し,指導案作成及び授業実践の際の参考となるようにしています。

本県の児童が学習指導要領の理念である「生きる力」をしっかりと身に付けることができるよう,本ハンドブックの積極的な活用を図っていただきたいと願っております。

最後に,本ハンドブック作成に際し,事例等を提供してくださった関係の皆様に対し,心からお礼を申し上げます。

平成23年3月

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テーマ
学習評価
学校区分
小学校
資料作成時期
平成23年3月
所管部門
教育指導課